japan-dem
基盤地図情報DEM XMLをGeoTIFFに変換するRust製CLIツール
概要
本ツールは、国土地理院が提供する基盤地図情報数値標高モデル(DEM)のXMLファイルやZIPアーカイブを、高速並列処理でGeoTIFF形式に変換します。
主な機能
- 高速並列処理: マルチスレッドによる高速変換(最大3倍の速度向上)
- ZIPファイル対応: 圧縮されたDEMデータを直接処理
- タイル結合: 複数のDEMタイルを1つのGeoTIFFに統合
- Terrain-RGB出力: Web地図用のRGBエンコード標高データ
- Python バインディング: QGIS プラグインなどでの利用
対応フォーマット
- DEM5A/B/C(5mメッシュ)
- DEM10A/B(10mメッシュ)
- DEM1A(1mメッシュ)
- ZIPアーカイブ(複数XMLファイルを含む)
インストール
crates.io からのインストール(推奨)
ソースからのビルド
# リポジトリのクローン
# リリースビルド
# バイナリは target/release/japan-dem に生成されます
使用方法
基本的な使い方
単一XMLファイルの変換
ZIPファイルの変換
ディレクトリ一括変換
コマンドラインオプション
| オプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|
-o, --output <DIR> |
出力ディレクトリ(必須) | - |
--threads <NUM> |
並列処理スレッド数 | CPUコア数 |
--merge |
複数XMLを1つのGeoTIFFにマージ | false |
--terrain-rgb |
Terrain-RGB形式で出力 | false |
--min-elevation <NUM> |
最小標高値(手動設定) | 自動 |
--max-elevation <NUM> |
最大標高値(手動設定) | 自動 |
Terrain-RGB形式での出力
Terrain-RGB形式は、標高値をRGB値にエンコードした8bit形式で、Web地図タイルなどで利用されます。 出力されるGeoTIFFは通常のGeoTIFFと同じ地理参照情報を持ち、GISソフトウェアで利用可能です。
# Terrain-RGB形式で出力(ファイル名: メッシュコード_terrain_rgb.tif)
Python バインディング
QGIS プラグインやPythonスクリプトからの利用が可能です。
インストール
# maturin でビルド
# または
使用例
# XMLファイルを解析
=
# Terrain-RGB GeoTIFFとして出力
ライセンス
MIT License