Enum cannyls::ErrorKind

pub enum ErrorKind {
    DeviceBusy,
    DeviceTerminated,
    StorageFull,
    StorageCorrupted,
    InvalidInput,
    InconsistentState,
    Other,
}

発生し得るエラーの種別.

Variants

DeviceBusy

リクエストキューが詰まっている、等の過負荷状態.

また、初期化処理中の場合にも、このエラーが返される.

典型的な対応策

• 利用者が時間をおいてリトライする
• 優先度が低いリクエストの新規発行をしばらく控える

DeviceTerminated

デバイス(の管理スレッド)が停止しており、利用不可能.

正常・異常に関わらず、停止後のデバイスにリクエストが 発行された場合には、このエラーが返される.

典型的な対応策

• デバイスを再起動する

StorageFull

ストレージに空き容量がない.

典型的な対応策

• 利用者が不要なlumpを削除する
• ストレージの容量を増やした上で、初期化・再構築を行う

StorageCorrupted

ストレージが破損している.

ジャーナル領域のチェックサム検証が失敗した場合等にこのエラーが返される.

典型的な対応策

• もし人手で復旧可能な場合には復旧する
• それが無理であれば、諦めて初期化(全削除)を行う

InvalidInput

入力が不正.

典型的な対応策

• 利用者側のプログラムを修正して入力を正しくする

InconsistentState

内部状態が不整合に陥っている.

プログラムにバグがあることを示している.

典型的な対応策

• バグ修正を行ってプログラムを更新する

Other

その他エラー.

E.g., I/Oエラー

典型的な対応策

• 利用者側で（指数バックオフ等を挟みつつ）何度かリトライ
  • それでもダメなら、致命的な異常が発生していると判断

Trait Implementations

impl From<ErrorKind> for Error

fn from(f: ErrorKind) -> Self

Performs the conversion.

impl Eq for ErrorKind

impl Copy for ErrorKind

impl PartialEq<ErrorKind> for ErrorKind

fn eq(&self, other: &ErrorKind) -> bool

This method tests for self and other values to be equal, and is used by ==.

#[must_use] fn ne(&self, other: &Rhs) -> bool

This method tests for !=.

impl Clone for ErrorKind

fn clone(&self) -> ErrorKind

Returns a copy of the value.

fn clone_from(&mut self, source: &Self)

Performs copy-assignment from source.

impl Debug for ErrorKind

fn fmt(&self, f: &mut Formatter) -> Result

Formats the value using the given formatter.

impl ErrorKind for ErrorKind

fn description(&self) -> &str

A short description of the error kind.

fn display(&self, f: &mut Formatter) -> Result<(), Error>

Displays this kind.